お問い合わせ

よくあるご質問

1.一般的な矯正治療の質問

2.矯正治療の方法。装置などの質問

3.矯正治療費について

矯正専門医とは・・・
矯正治療はどこで受診するのですか?

歯ならびの矯正治療は簡単ではありません。矯正治療技術や知識の修得には、歯学部を卒業後さらに最低5年以上の専門的な習練、経験が必要とされています。
矯正歯科専門医院あるいは矯正学会認定医にて矯正治療を受けるのは、確実で安心していただける方法の一つです。
※日本矯正歯科学会では、専門的な矯正治療技術や知識を習得した歯科医師にのみ『矯正学会認定医』の資格を認めております。
日本矯正歯科学会 認定医・専門医名簿(東京都)

矯正治療を始める最適時期は?

いつ治療を開始するのが一番よいかは、ケースにより一人一人異なります。また、矯正治療に年齢はなく何歳からでも治療は出来ます。但し、年齢により、いろいろな制約が出てきますので、早めにご相談下さる方が安心です。

矯正の治療期間は?

治療期間は一人一人、ケースや年齢により異なります。矯正治療では、あご関節や歯ぐきに適応させながら、害のない弱い力でゆっくり歯やあごを動かします。そのため、短くて6ヶ月、普通のケースで1年半から3年、難しいケースでは、数年を要することもあります。

いつ頃始めればいいの?

歯ならびの状態によって全く変わってきます。気が付いたら早めに相談し最良の時期に治療を開始されることをお勧めします。一般的に、受け口、開口など骨格に不正がある場合は、小学校低学年であっても治療を開始します。また「歯を抜かないで」の矯正治療をお考えの場合も早めの開始が望ましいです。

痛くないの?

歯を動かすために非常に弱い力を加えますので、数日間歯が浮いたように感じることがあります。しかし、虫歯のような強い痛みではありません。歯の浮いた感じは歯が動いているサインですから心配いりません。どうしても我慢できない場合は、当医院でも鎮痛剤を御用意していますし、市販の鎮痛剤を服用していただいても結構です。

大人でも治りますか?

これまで矯正治療は子供だけのものと思われて来ましたが、近年になって治療技術の著しい進歩によって大人になっても十分に可能です。当院でも、全患者のうち3割程度は成人の方で、大変よい結果を得ていらっしゃいます。

悪い歯ならびを放置すると・・・・

1.悪い歯ならびは、歯みがきが難しく虫歯になる。
2.現在の歯ならびがますます悪くなることがある。
3.あごの関節に負担をかけることがある。(顎機能障害)
5.現在ある歯ぐきの病気が悪化あるいは将来かかりやすくなる。
  (歯周病)
6.発音、会話に影響が出る。
7.正常なあごの骨の成長を妨げ、口元、顔のゆがみの原因となる。
8.ストレスや劣等感につながる。
  ・・・・などの悪い影響がでます。

歯ならびを直すために手術が必要な場合もあるのですか?

上のあごと下のあごの骨つまり歯並びの土台に大きな不調和がある場合は、歯の移動だけによる治療では限界があるため手術が必要なケースもあります。子供さんであれば あごの成長をコントロールできるため手術へ移行する確率をかなり減らすことが可能ですが、成長の終了した成人の場合は子供さんに比べて手術が必要なケースが多いのは間違いありません。しかし、「手術をしてまで矯正治療は?」と思われる方が多いのが現状です。患者さんの希望と症状の度合いにもよりますが、うまくバランスをとって治療していくことは可能ですし、「以前歯科医院 で手術が必要ですとで言われたのですが?」という方でも手術をせずに満足していただいて治療を終了してゆく方もたくさんいらっしゃいます。まずは御相談下さい。

年齢が高いのですが矯正できますか?

歯を支える骨の状態が極端に悪い状態で無ければ、矯正治療に年齢は基本的に関係ありません。いくつになっても矯正治療は可能です。しかしながら、虫歯が進行していたり歯槽のう漏などの場合は、細心の注意と高い治療技術が必要となります。

神経を取った歯は矯正できますか?

神経を取った歯でも矯正治療には差し支えありません。

歯が無いところがありますが、矯正できますか?

成人の方の場合、すでに虫歯などで歯を抜いてしまっていることも多いと思います。しかし、矯正治療では噛み合わせを直すために健康な歯であっても抜歯を必要とすることがよくあります。すでに歯が無い場合は矯正治療のために歯を抜いたものとしてスペースを閉鎖したりできる場合があります。また、歯が無い部位の両脇の歯が倒れはじめていたら要注意です。まずは御相談ください。

虫歯を治してから相談に行った方がいいですか?

矯正治療を開始する前に虫歯を治療しないと矯正装置が付けられなかったり、痛みなどの症状がある場合は治しておくのは基本です。しかしながら、検査の結果、虫歯の治療が必要のない場合あるいは治療前にかぶせてある冠や詰め物は現在の悪い歯並びの状態に合わせて作られいるため矯正治療途中、後に作り直さなければならない場合があります。いずれにしても検査の結果、治療方針が決定してからになります。まずは御相談下さい。

歯ならびの矯正って何でしょう?

口と歯は、ものをかみ砕く、正しい発音を助ける、顔の形を整えるなど、大変重要な役割や機能を果たしています。 歯ならびが悪いと美容上の障害だけでなく、このような機能や役割が著しく損なわれたり、あごの関節の病気の原因ともなります。 歯ならびの矯正治療とは、健康で美しい口元にするのと共に、口の機能を正常に戻し、歯やあご全体が健康、長寿でいられる環境をつくることが目的です。

抜歯して矯正治療をすることもあるのですか?

乳歯の抜歯についてですが永久歯崩出の障害になっていたりして今後の歯並びに悪影響を及ぼす場合などは抜歯することがあります。 永久歯の抜歯についてですが、非抜歯治療では予後が悪いと判断した場合や顎と歯の大きさ、上と下の顎の大きさなどバランスの不調和があれば抜歯することがあります。犬歯(糸切り歯)と第一大臼歯(6歳臼歯)の間の小臼歯(2本の双児の歯)や第三大臼歯(親知らず)が一般的です。 抜歯については賛否両論ありますが、患者さんの要望、主訴によって変わってくる場合もありますのでまずは御相談下さい。

転勤、進学などで引っ越しをしても治療は続けられますか?

転勤、進学などで時間的、距離的に当医院への通院が困難になった場合には治療技術、治療費などしっかり継続治療を行って頂ける転医先を御紹介させて頂きます。 あらかじめ可能性のある方は御相談下さい。

通院の方法は?

歯はゆっくり動きますから、通院は4~5週に1回の通院で充分です。1回の所要時間は、通常30分から60分です。但し、最初に矯正装置を装着するときのみ、1時間~2時間前後必要です。後戻りを防止する保定期間に入った場合や、観察中は、3~12ヶ月に1回の定期検診で結構です。

器具の消毒が心配ですが・・・・

当院では治療に使用する材料、鉗子、装置、機器類などの滅菌消毒には万全を期しており、一人一人完全消毒済みか、使い捨てのものを使用しておりますので、安心して治療をお受けいただけます。

治療はどうやってするの?

治療には、取り外しのできる装置や口の中に入ったままの固定式などいろいろ使用します。各々の歯に小さな装具を貼り付けて細いワイヤーで歯を動かす装置もあります。月に1回程度これらの装置を調整します。

装置は目立たない?

目立ちにくい装置(白い装置)、見えない装置(歯の内側につける装置)が開発され、当院でも積極的に使用しております。症状にもよりますが、心配せずに一度ご相談下さい。

顎関節症は矯正治療で治りますか?

顎関節症(お口を開けるとあごの関節で音がしたり痛かったり、お口が開きにくかったりする病気で、頭痛や肩こりなど全身的な症状を引き起こすことがあります。)を訴える患者さん増えています。顎関節症と歯並びの相関関係はいまだ不明な点が多いのが現状です。しかしながら、歯並びを改善して咬み合わせを安定させることは、将来的にあごの関節にとってプラスになることは間違いありません。当医院では矯正治療の治療前、中、後に必要があれば、顎関節の特殊な精密検査を行い、一般歯科の先生とのチームアプローチで治療を進めていくこともあります。

矯正装置によって発音がしにくくなりますか?

矯正装置を付けはじめは歯の表側にしろ裏側にしろ違和感があり、発音時一時的に唇や舌の動きが不自然となり発音しにくくなります。しかし、どのような装置でもほとんどの場合慣れるにしたがって発音ももとどうりに回復します。一般的に装置による目安は、表側で0から3日、裏側で1週間から1ヶ月くらいです。

気になる部分だけ装置を付けて治療することはできますか?

咬み合わせは上下の歯並びの関係で成り立っていますので矯正治療は上下すべての歯に装置を付けてコントロールするのが基本です。

差し歯、ブリッジの歯は矯正できますか?

差し歯、ブリッジの歯でも矯正治療は支障ありません。差し歯の場合は、現在の悪い歯並びにあわせて無理に作っていることが多いので、矯正治療により理想的な歯並びになったところで作り直さなければならないことがあります。ブリッジの場合は、矯正治療ではスペースが必要なことが多いのでブリッジの橋渡しの部分を切断してそのスペースを利用しますが、その場合ブリッジあるいは冠の作り直しが必用となります. しかしながら、差し歯もブリッジも必要がなければそのまま利用するケースもあり様々です。まずは御相談ください。

矯正の治療費について・・・・

治療内容により、治療費は一人一人異なります。詳しくはこちらをご覧ください。尚、矯正治療は、健康保険が適用されません。治療費は全額患者さんの自費負担となり、消費税の対象となります。当院では、治療費を全国の私・国公立大学付属病院における矯正治療費を基準にし、納得のいく治療費で良質な矯正治療が受けられるように配慮しております。

医療費控除は受けられますか?

高額医療費控除の対象となります。所轄の税務署で手続きをとって頂ければ規定の条件がありますが医療費控除は受けられます。必要な書類は、領収書(当医院が毎回治療時発行)あるいは支払い証明書(領収書を紛失した場合などに発行)となります。

矯正治療に健康保険は使えますか?

顎変形症を外科手術併用で矯正治療を行ったり、口蓋裂(みつ口)を矯正治療するなどの特定の場合にしか健康保険が適応となりません。したがって、治療費は全額患者さんの自費負担となります。
詳しくは日本矯正歯科学会のホームページをご覧ください。

どのような支払い方法がありますか?分割払いは可能でしょうか?

当医院では使用する装置や治療期間を御説明し、治療開始前に総額の治療料金を提示させて頂きます。原則的にそれ意外のお金はかかりません。また矯正基本技術および装置料については最大で24回までの金利なしの分割が可能です。極力負担のかからない形でお支払い下さい。(治療費用参照)

金具の見えない矯正(裏側矯正)の場合、治療費はいくら位かかりますか?

歯の裏側に装置(舌側矯正)の場合、治療特性上非常に高度な技術が要求され、一人ひとりの歯並びにオーダーメイドの装置が必要なため、歯の表側からの矯正に比べて料金は1.5倍くらい高くなります。(治療費用参照)

とりあえず診ていただきたいのですがはじめの初診料はいくらですか?

最初は初診相談料として2000円(消費税別途)申し受けます。他の患者さんと予約が重なってしまうと十分にお時間がお取りできなかったり、お待ち頂く場合もありますので一度お電話で予約をお取り頂いてお気軽に御来院下さい。